【ふるさと納税】新卒のふるさと納税を完全解説!限度額やオススメのやり方を紹介 - シロクマは人生

【ふるさと納税】新卒のふるさと納税を完全解説!限度額やオススメのやり方を紹介

お金

新卒でもふるさと納税はできる

こんにちは、シロクマです。今回は、ふるさと納税に関する話題です。特に新卒の方は、社会人生活がスタートすると同時にふるさと納税も自分で出来る絶好のタイミングです。今回は、新卒の皆さんがふるさと納税を活用するためのポイントやおすすめの方法について詳しく解説します。

忙しい人向けのまとめ

①寄付金は次の計算で分かります

  • 4月に給与が振り込まれた人 基本給 × 9カ月 + ボーナス + (福利厚生 + 入社前のバイト代)
  • 5月に給与が振り込まれた人 基本給×8カ月+ボーナス + (福利厚生 + 入社前のバイト代)

今年の12月31日までに寄付すれば来年の住民税が軽減できます

より詳しく知りたい方は、移行の項目をご覧ください!


ふるさと納税のメリット

ふるさと納税は、寄付金を支払うことで、

  • 返礼品
  • 控除(支払うべき税金が免除)

を得ることができます。特に、控除の効果は「寄付金額-2,000円」とかなり大きいです。

参考までに、一人暮らしで年収300万の場合は限度額25,000円となっており、25,000円分ふるさと納税を行うと23,000円分の控除を受けた上で、返礼品を受け取ることができます。

👇さらに詳しくふるさと納税を知りたい方はこちらから

ふるさと納税の限度額

先ほど説明したように、一人暮らしで年収300万の場合は25,000円までという限度額が決まっています。この限度額を超えた分は自己負担となります。なので、自分の収入に合った上限額を把握することが重要です。

新卒のふるさと納税の限度額

新卒は、給与収入を年収で計算すると限度額を超えてしまいます。というのも新卒の場合は、1~3月の給与が存在しないため限度額が低くなります。なので、限度額を調べる前に、自分の給与収入を計算する必要があります。

給与収入の計算式

新卒では1~3月の基本給が存在しないので、9か月分の基本給を用いて計算します。他にもボーナスや家賃手当などの収入も計算にいれます。これらを踏まえると以下のように計算できます。

寄付金額 = 基本給 × 9カ月 + ボーナス + 福利厚生 + 入社前のバイト代

ただし、5月に初任給が振り込まれた人は、4月分の給与がないため、8ヶ月分で計算する必要があります。上記と計算式が少し違うので注意してください。

ふるさと納税の限度額

先ほど説明したように、新卒だと1~3月までの基本給が無い分、限度額が下がります。そうなると、給与収入が300万を切って自分の限度額が調べられないケースも多いです。これは、よくあるふるさと納税の給与収入シミュレーターが300万未満に対応してないためです。

今回は、300万以下まで対応したふるなびのシミュレーターと限度額の表を載せたので、こちらを参考に調べてみてください!

給与収入独身の限度額
200万円12,000
210万円14,000
220万円15,000
230万円16,000
240万円18,000
250万円19,000
260万円20,000
270万円22,000
280万円23,000
290万円24,000
300万円25,000

実例①:基本給とボーナスのみ

  • 4月から給与振込
  • 基本給: 25万円/月
  • ボーナス: 50万円
  • 福利厚生: なし
  • 入社前のバイト代: なし
寄付金額 = 基本給 × 9カ月 + ボーナス
  • 基本給 × 9カ月 = 25万円 × 9 = 225万円
  • ボーナス = 50万円

寄付金額 = 225万円 + 50万円 = 275万円

この場合、275万円の上限額が適応されるので、22,000円がふるさと納税の限度額です。

実例②:基本給+福利厚生+バイト代

  • 5月から給与振込
  • 基本給: 30万円/月
  • ボーナス: なし
  • 福利厚生: 月1万円の家賃手当
  • 入社前のバイト代: 10万円
寄付金額 = 基本給 × 8カ月 + (福利厚生 × 8カ月 + 入社前のバイト代)
  • 基本給 × 8カ月 = 30万円 × 8 = 240万円
  • 福利厚生 = 1万円 × 8カ月 = 8万円
  • 入社前のバイト代 = 10万円

寄付金額 = 240万円 + 8万円 + 10万円 = 258万円

この場合、258万円の上限額が適応されるので、20,000円がふるさと納税の限度額です。

オススメの寄附方法

人によってオススメの方法は異なりますが、大きく2パターンあります。

パターン1:限度額ギリギリを狙いたい

ふるさと納税を最大限に活用するなら、2回に分けてふるさと納税を行うのがオススメです。というのも、大まかな上限額は今回のような計算式で求めることができますが、残業代や臨時ボーナスなどは考慮していません。

これらも給与収入に含まれるので、ギリギリまで寄附したい場合は

  • 基本給をベースに好きな商品を購入
  • 11月頃にこれまでの残業代+1回目で余った寄付金を計算して購入

という2ステップがふるさと納税をフル活用できます。

パターン2:出来るだけ楽をしたい

もう一つ、できるだけ楽するなら自治体を一つだけ選ぶのがオススメです。これは、ふるさと納税を申請するワンステップ特例申請書を1枚だけ書けば良いためです。

特にオススメなのが、ビールの定期郵送です。定期郵送ならある程度自分で量をコントロール出来る上、普段から飲むならお得に購入できます。

👇こちらはシロクマがオススメする返礼品です


まとめ

今回は、新卒を対象としたふるさと納税のやり方を説明しました。難しそうに感じるかもしれませんが、実際には非常にシンプルで便利な制度です。もし、ふるさと納税を詳しく知りたい方は、こちらの記事もご覧ください。

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