【ふるさと納税】ワンステップ特例制度を使いこなそう!オススメの自治体や分かりやすいシミュレーション例も - シロクマは人生

【ふるさと納税】ワンステップ特例制度を使いこなそう!オススメの自治体や分かりやすいシミュレーション例も

お金

誰でも簡単にできるふるさと納税

皆さんこんにちは、シロクマです。今回は、要望があったふるさと納税の解説です。というのも、ふるさと納税がお得らしいけど、何で返礼品を受け取れるのか?納税額が減少する理由は何か?など意外と知られていないことが多かったのです。

そこで今回は、ふるさと納税の仕組みから、ワンステップ特例制度を使った実際の手順について説明していきます。

忙しい人向けのまとめ

  • ワンステップ特例の場合は来年支払う住民税が減額できる
  • 受け取った自治体全てにワンステップ特例の申請用紙を送る
  • 今年中(出来れば11月まで)に申請書を郵送する

詳しく知りたい方は移行の内容をご覧ください!


ふるさと納税の原理

そもそもふるさと納税は、住民税・(所得税)の一部を前払いすることで返礼品を貰うという制度になります。前払いしたお金は、納税額-2,000円だけ来年支払う税金が免除されます。これが、よく言われる「実施2000円で特産品が貰える」の原理になります。

このふるさと納税を確定申告無しで、楽に実施するための方法がワンステップ特例制度になります。

返礼品を貰う制度という印象があります。

ワンステップ特例制度について

ワンステップ特例では、確定申告なしでふるさと納税する制度です。特徴として、減額されるのが全て住民税からになります。以下3つの条件を満たせば利用できます!

  1. ふるさと納税以外に確定申告する必要が無いこと
  2. 寄付する自治体を5つ以内にする
  3. 来年の1/10までに申請用紙が自治体に必着していること

申請手順

ふるさと納税は大きく4ステップから構成されます。

  1. 前払い可能な寄付金額を確認
  2. 寄付金額内で希望する返礼品を選択
  3. 自治体から送られる or 自分でダウンロードした申請書を入手する
  4. 申請書を記述して、本人確認書類と一緒に各自治体へ郵送

ステップ1) 前払い可能な寄付金額を確認

最初に自分が寄付できる金額を確認します。金額を調べる方法は、総務省が用意した寄付金の確認表が確実です。この寄付金は、本人の収入や家族構成によって変わります。詳しくは、総務省の一覧表をご覧ください。

※注意:限度額以上を寄付は節税効果がない

寄付金以上のお金を支払った場合は、上限額-2,000円までの支払いは免除されます。ただ、余計に払ったお金は返ってこないため、自分が寄付できる金額はきちんと調べる必要があります。金額を調べる方法は、他にも各サイトのシミュレーションが有効です。

※注意:新卒は年収の計算がずれてしまう!

例外的に、年収の表だと上限額を超えてしまうのが、新卒のみなさんです。

というのも新卒は4~12月の収入から計算するので、通常よりも年収の金額が下がります。これを見落とすと余計な寄付金が発生してしまいます。

👇 詳しい計算方法や対処法が知りたい方はこちらをご覧ください。

ステップ2) 寄付金額内で希望する返礼品を選択

使用できる寄付金が分かったら好きな商品を選びます。シロクマのオススメは、日用品+高級品の組み合わせになります。以下にオススメの自治体を載せたので、是非ご覧ください!特にお米やビールは定期的な郵送が可能な場合もあるのでオススメです!




ステップ3)自治体から送られる or 自分でダウンロードした申請書を入手する

商品を選んだらワンステップ特例申請書を待ちます。特に楽天の場合は、画像のようにワンステップ特例申請書の送付を聞くケースが殆どなので、全ての返礼品で必ず希望しましょう。万が一、一つでも送付し忘れて方は、申請書をダウンロードしておきましょう。

ステップ4) 申請書を記述して本人確認書類と一緒に各自治体へ郵送

後は申請書を書くだけです。申請書は、各自治体につき1枚記述する必要があります。以下に記入例を載せますので、参考にしてみてください。

さとふるより引用

また、郵送先に関しては、さとふるの自治体検索がオススメです。万が一、申請書を送る場合が分からなくなった場合は以下のサイトをご覧ください。

ワンストップ特例制度とは?手続きの流れ・期限・特例申請書の書き方を解説! | ふるさと納税サイト「さとふる」
ふるさと納税を行い、確定申告をせずワンストップ特例制度をご利用になる方はこちらのページをご覧ください。こちらでは、ワンストップ特例制度について、手続きの流れ・方法、確定申告との違いや、申請時の注意点などについて分かりやすく解説します。

ふるさと納税を行うまでのシミュレーション

ここでは、実例として先ほどオススメした返礼品を例に説明していきます。今回は、以下に示す2パターンのケースを例に見ていきます!

  • 一人暮らしで年収300万:限度額が28,000円
  • 夫のみで年収550万:限度額が60,000円

寄付金額内で希望する返礼品を選択

シロクマがオススメする3つの商品は、このような値段でした。この価格を基に限度額を超えないようにしていきます。

ケース1:28,000円以内で商品を探す

  • お米:17,000円
  • ハンバーグ:10,000円
  • 合計:27,000円

この場合は、上限額ピッタリだと難しいので1,000円だけ余裕を持たせます。というのも、残業や臨時ボーナスなど、想定してない収入が増えた場合は、限度額の上限額が上がります。なので、限度額が少し余った場合でも気にせず、余裕があればもう一度ふるさと納税を行ってみましょう!

ケース2:60,000円以内で商品を探す

  • お米×2:34,000円
  • ビール:16,000円
  • ハンバーグ:10,000円
  • 合計:60,000円

この場合は、お米を同じ自治体で2つ買うことで上限額ピッタリで購入できます。ふるさと納税は同じ自治体に複数の寄付ができるため、特に欲しい商品を複数購入するのもオススメです。

申請書を入手して本人確認書類と一緒に各自治体へ郵送

後は、申請書の申し込みを行い記述するだけです。なお、申請書は各自治体毎に必要なので、全ての返礼品で必ず希望しましょう。万が一忘れた場合は、申請書をダウンロードしておきましょう。今回のケースの場合は、それぞれ次のようになります。

  1. お米+ハンバーグ:2つの自治体のため、2枚申請書を書く
  2. お米2つ+ビール+ハンバーグ:3つの自治体のため、3枚申請書を書く

ただし、一点だけ注意が必要です。今回だと、お米を一度に2個頼んだので1枚の申請書で大丈夫ですが、改めて同じ自治体の商品を購入したい場合は再度申請書を書く必要があります。詳しいケースは以下のサイトをご覧ください

【ふるさと納税の極意】複数申込するときの注意点! | ふるさと納税サイト「ふるさとプレミアム」
【Amazonギフト券プレゼントキャンペーン実施中!】  複数申込の注意点 ふるさと納税は複数の自治体に申し込むこともできるんですよ!今回は、複数の申込をする際の疑問にお答えします。ぜひこちらを読んで、ふるさと納...

【Tips】確実な申請状況の確認は各自治体への問い合わせが有効

基本的にふるさと納税による恩恵が確認できるのは、5月か6月に居住自治体から送付される「住民税決定通知書」になります。ただ、ここまで待つのは不安という方は、寄付した自治体に申請用紙が届いているか確認するのがオススメです。

何かの手違いでワンステップ特例が適応されてないかもしれないので、申請期限が近付いてきたら確認してみてください。

【Tips】オンラインでワンステップ特例制度を実施できる

一部の自治体では、オンラインでワンステップ特例を実施できる制度が始まっています。ただ、シロクマ的には対応の地域にバラツキがあるのでオススメできないです。気になる方は以下のサイトをご覧ください。

ワンストップ特例オンライン申請サービスのご案内 | ふるさと納税サイト「ふるなび」
ふるなびならワンストップ特例制度の申請が簡単!自治体から届いた書類で手続きを行っていた申請の代わりに、スマートフォンからオンラインで申請できるようになります。

まとめ

今回は、ふるさと納税を手軽に実施できるワンステップ特例制度について説明してきました。色々説明しましたが、寄付した自治体全てに申請用紙を送るというポイントさえ抑えてれば基本的に問題ないです!皆さんもぜひふるさと納税を活用して、少しでも住民税の支払いを軽減しましょう。

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