こんにちは、シロクマです。
今回は、意外と知らないビットコインなどの仮想通貨に関するお話です。
実はシロクマ、過去に千葉工業大学のweb3概論に参加した関係で仮想通貨のアレコレに触れる機会がありました。(運営の方本当にありがとうございました!)
そんな受講経験を活かして、今回はビットコインなど名前だけは知ってる仮想通貨について、関連するキーワードのWEB3やブロックチェーン、トークンなどの専門用語についてお伝えします。
web3の全体像
先に仮想通貨(暗号資産)とは何か結論を出すと、
ブロックチェーン内のトークンとして共通で用いる通貨
…ということです!
分かるわけねえ 😂
そんな訳で結論を出してもさっぱりなので、以下の図に沿って、各用語について解説して行きます。
WEB3とは?
現在、我々が使ってるSNSやAmazonなどのインターネットサービスはWEB2と言われます。WEB2は、大企業がデータを管理し、サービスを提供しています。
そこから、インターネットの次の大きな進化として注目されている仕組みが「WEB3」です。WEB3では、ブロックチェーン技術を利用して、個人が直接データを管理し、分散型のサービスを享受できるようになります。
良く例え話として以下のような説明があります。
- WEB2は大きな図書館:図書館の管理者がどの本がどこにあるのかを一手に管理
- WEB3は巨大なブックシェアスペース:誰でも自由に本を持ち寄って共有できる
つまり、集中管理から分散共有になったんだなーというイメージを掴めばおkです!
ブロックチェーンとは?
WEB3の概念が分かった所で、WEB3構成するブロックチェーンについて説明します。ブロックチェーンは、以下の要素で成り立ちます。
- ブロック
- マイニング
- トークン
- 暗号化
- トランザクション ※今回は省略
ブロック
ブロックチェーンの基本的な構造単位です。ブロックには、
- 複数の取引履歴(トランザクション)
- 暗号化された直前のブロックの情報
が含まれています。銀行で例えるなら、ブロックは通帳になります。この通帳を作るのに、マイニングや暗号化というワードが出てきます。
マイニング
マイニングは、新たなブロックを追加する処理です。数年前に
ビットコイン発掘して儲けた!
みたいなニュースが流れましたが、まさにこの工程を指します。マイニングを行うことで、新しい暗号資産を獲得できるため、大儲けしたい人がこぞってやってます。
因みに、マイニングを成功させるには、複雑な数学的問題を誰よりも早く解く必要があるのでとても難しいです。ITエンジニアをやってるシロクマでも、絶対やりたくないレベルで大変ですので、マイニングすることはオススメしません😂
暗号化
ブロックチェーンのセキュリティを確保技術です。銀行の暗証番号だと思えば大丈夫です。
詳細は省きますが、取引記録をハッシュ値と呼ばれる訳わからん値に変換することで、ブロックチェーンの取引を安全行うことができます。
トークン
ブロックチェーン上で使用されるデジタル資産の単位です。トークンには大きく分けて、「NFT(非代替トークン)」と「FT(代替トークン)」の2種類があります。
この2つをザックリ分けると、
- NFT:プレミアなモノ、アート作品
- FT:デジタル通貨
になります。
身近なものに例えると、NFTは世界に一つだけの限定スニーカーやサイン入りの野球ボールのようなもので、他で替えが効かないものを指します。
一方、FTは100円玉のように、どの100円玉も同じ価値でどれも同じように扱うものを指します。
ビットコインとかは、FTの一種としてブロックチェーンで用いる通貨になります。
まとめ
改めて、各用語の関係です。
- ブロック:通帳
- トランザクション:取引履歴
- 暗号化:暗証番号
- トークン:お金、モノ
これを踏まえて、もう一度仮想通貨の説明を見ると、
ブロックチェーン内のトークンとして共通で用いる通貨
最初よりはちょっぴり分かったかと思います。
- なんか儲けられそう!
- とりあえずヤバいらしいよ!
みたいに放置せず、何となく「こうゆうもの何だな〜」という体系を掴めたら幸いです。
今回紹介したweb3技術は、金融の世界だけでなく、ゲームやアート、不動産といった多様な分野での応用が期待されています。もしweb3に興味が出たら、私が受講したweb3概論の動画があるので、是非ご覧ください!